医師が好きな漫画といえば、手塚治虫氏の『ブラックジャック』、村上もとか氏の『JIN-仁-』、佐藤秀峰氏の『ブラックジャックによろしく』。
『ブラックジャックによろしく』は現代の医療現場を題材にしているが、他の2作はそんな医療技術ありえないと思える空想的な医療現場が舞台となっていますよね。
しかし、このようなマンガの中で繰り広げられる手術や医療技術が、現実世界でも可能となる日が近づいています。
ここでは、「
マンガの世界のような最新医療」を5つご紹介したいと思います。
・患者の患部を
的確に照射できる手術ロボットが研究されている
・京都大学と東京大学の共同による「
3Dプリンターで人工骨(軟骨)を作製できる新技術」は研究中
・ハワイとトルコの研究者により「蛍光たんぱく質をウサギの遺伝子の杯に埋め込み、暗闇で光るウサギ」が誕生。
悪性腫瘍やアルツハイマー病の治療に役立つと期待されている。
・皮膚の上から10mm以下までの静脈を映し出すことができる技術「VeinViewer」。テネシー健康科学センタ ー大学の研究者により開発された。視野に影ができたり色が識別しにくくなる
黄斑変性症の治療や、カテーテルで治療する患者の治療などに役立てられている。
・バイオ企業BioViva USAが開発した「
若返り遺伝子治療」。CEOであるエリザべス氏は自分の体で実験を行い、20歳ほど細胞が若返ったとしている。
以上が、医療マンガ顔負けの最新医療や研究です。
いかがだったでしょうか。
最新医療は、確かにマンガの世界が現実となってきてはいますが、忘れてはならないのは、医者や研究者は人の命を救い、病気を治すのが1番の目的。
自分のエゴで最新医療や研究を進めていってはいけないことは頭に入れておきたいものです。