ママ看護師はいつから夜勤を始めるべき?
月何回くらいの夜勤を子育てと両立させてる?
などなど、ママ看護師の夜勤の悩みはつきないですよね。
今日は、ママ看護師の夜勤の悩みをまとめ、先輩ママ看護師から夜勤と子育てを両立させるコツを5つにまとめてみました。
① ママ看護師の夜勤回数ってどれくらい?
ママ看護師の多くは1歳頃に復職し、夜勤なしで働く人もいれば夜勤ありでバリバリ働く看護師もいます。
子どもが一定の年齢になるまで
夜勤免除、
育児時短勤制度がある病院ならば良いですが、公立病院や医大、赤十字病院などの病院でなければ子育て支援が充実している職場は少ないからです。
ママ看護師の夜勤回数は、
月3回~8回程度。
そして、ママ看護師の先輩の口コミを見ていると、「
3交替より2交替が子育てと夜勤の両立ができる」と答える方が多いのが分かります。
② ママ看護師は3交替より2交替がおすすめの理由
3交替よりも2交替の方が子育てしやすい理由は、夜勤時間は拘束時間が長く肉体的にはつらいですが、
1日夜を空けるだけなので預けられる旦那さんや両親がいればできるからです。
ただ、子育てしながら夜勤をしていくには、
院内託児や家族のフォローがなければ続けられないと悩むママ看護師がたくさんいます。
③ ママ看護師の夜勤には必須の子育て支援
■ 院内託児所や無認可保育園
24時間保育してくれる院内託児所や無認可保育園の活用は夜勤には必要です。
しかし、問題や保育料。20代~50代の看護師の平均年収は
約231万円~341万円といわれいて給与が高めですが、夜間の保育料やベビーシッター代を考えるとマイナスになることもあるようです。
夜間保育の保育料は安いところでも
1時間1,500円程度、残業によるベビーシッター代は
月5~10万円程度と、
お金が足りないと感じる看護師が少なくありません。
夜勤や残業で忙しく、子供との時間が取れないと悩み、何のために看護師として働いているのか分からなくなると悩むママがたくさんいます。
■ 旦那さんの協力
看護師が子育てと仕事を両立するためには旦那さんの協力なしでは難しいようです。夜勤の時は早く帰ってきてもらって夜一緒に寝てもらい、次の日は保育園まで送ってもわなければ、
3交替勤務でも夜勤を続けることは厳しいです。
中には、旦那さんにそこまでして働く必要はないと子育ての協力を得られない看護師や、シングルマザーのママ看護師は、夜間保育や病児保育を屈指して働くママ看護師もいます。
旦那のさんの協力が得られない、シングルマザーのママ看護師は、両親との同居や両親の自宅近くへ引っ越す選択肢も必要でしょう。
■ 両親の子育て支援
ママ看護師の多くは自分の両親に子育てを手伝ってもらう方が多いです。自分の親も看護師だという家庭が少なくありません。
ただ、
年齢的なことや病気で親に子育てを協力してもらうのは無理、旦那さんの両親には頼めないと両親の協力を得られない看護師もいます。
こうして、ママ看護師は24時間対応の保育園や旦那さんの支援、両親の協力を得て、夜勤をこなしているわけですが、ママ看護師の夜勤の悩みは「
子供が小学生に上がった時」にピークを迎えます。
④ ママ看護師の夜勤は小学校入学したらもっと大変
子どもが1歳になるころから復職をし夜勤をこなしているママは、やっと子育てと仕事のペースを掴み始めた頃、「
小1の壁」に突き当たります。
今まで夜勤中に見てもらえた
院内託児所や無認可保育園は就学までの子供なので預けられなくなったり、
夜勤免除の期間が子供が小学校に入るまでと決められているからです。
旦那さんの帰りが遅く、両親も近くに住んでいない看護師は、
夜勤なしの外来やクリニックへ転職をするケースも珍しくありません。
⑤ 夜勤なしの外来やクリニックの看護師求人を探す5つの注意点
外来やクリニックは夜勤がなく、ママ看護師の転職先として人気がありますが、転職失敗とならないように病院を探す時は5つの点に注意してみてください。
① 求人票が記載されている給料は本当?
② サービス残業はない?
③ 有給の消化率は?
④ 年下の看護師はきつくない?
⑤ ママ看護師は何人いる?
この5つのポイントは電話や面接で聞きにくい点。病院見学でも看護師の雰囲気をしっかり見極めるのは難しいところでしょう。看護師求人サイトでは、
看護師に変わって聞きにくい質問をしてくれるので相談してみるべきでしょう。
求人票では夜勤ありの病院でも夜勤回数を減らして採用してくれたり、土日勤務を免除して採用してもらえるよう、
コンサルタントが条件交渉を行ってくれるので活用するべきです。