あなたははどんな人がお金持ちになっていると思いますか？

先祖代々お金持ち、事業がたまたま成功した、宝くじや投資が運よく当たった…など、生まれつきの環境やチャンスに恵まれた人がお金持ちになると思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。

確かに、親が土地持ちだ、一攫千金で事業が大当たりした、宝くじで5億円当たったというお金持ちの方もいますが、世の中で「お金持ち」と言われている人たちが皆、そういう類のお金持ちばかりではありません。

サラリーマンから毎日努力をしてスキルや営業テクを学び、一代で大企業へと立ち上げた人もいます。誰にも相手にされないような商品やサービスを開発し、ベンチャー企業として功績を築き上げた人だっています。

お金持ちは決して、生まれた環境や運だけで決まるわけではありません。お金持ちになる人にはある共通した考え方や習慣があります。

そこで、今日は「金持ち脳」について書きたいと思います。

金持ち脳を持つ人はお金持ちになりやすい体質と言え、金持ちの人がやる考え方や習慣をやらない人は「貧乏脳」と呼ばれます。あなたは自分が金持ち脳と貧乏脳どちらだと思いますか？金持ち脳の考え方をまとめたので、自分の行動や考え方と比較してみて下さい。

■ 金持ち脳

・金持ちは自分でもなれると思っている

・自分と違う考え方の人間のアドバイスには耳を傾ける

・自分のためだけに仕事をしない

・言われた仕事以上の功績を残す

・仕事とプライベートの狭間がない

■ 貧乏脳

・金持ちは自分と違う環境で育った人間だと思っている

・自分と違う考え方の人間のアドバイスは反感しか覚えない

・自分に有益になる仕事しかしない

・言われた仕事しかしない

・仕事とプライベートはきっちり分けるタイプ

金持ち脳の人は、例え生まれ育った環境が貧乏でもいつかは仕事で成功してやる！自分も金持ちになってやる！という闘争心があります。そのため、仕事や興味のあることに対する好奇心が強く、仕事でもプライベートでもフットワークが軽いです。

金持ちの人は考え方が柔軟な人が多く、固定観念に縛られないので、仕事でも新しい画期的なアイディアを作り出し、お金に変えることができます。柔軟な考えを持つため、自分と違った考え方を持った人間から否定されたりアドバイスをもらっても素直に聞き取れる力があります。反発することなく、むしろ面白いと思って考え方の違う人からのコメントに耳を傾けることができ、仕事に反映することができるのです。

そして、自分本位の仕事をしません。多くの成功者は自分のお金や名誉のために仕事をしていません。

体が不自由な人が生活しやすくなるように…高齢者や小さい子供が扱いやすいような商品を…外国人が日本でも快適に暮らして行けるように…など人のためになることを考えた商品やサービスを生み出し、結果的にお金に変えることができています。

さらに、探究心や好奇心が強く、言われていないような仕事や研究も行います。勤務中だけではなくプライベートの時間を使ってでも知りたいと思う気持ちが強いため、仕事とプライベートの境目がないような生活を送っています。

貧乏脳の人はこの逆です。金持ちは自分とは違う世界の人間だと思い込んでいるため、必要以上の仕事を行いません。そのくせプライドはべらぼうに高く、自分と違った考え方の人間のアドバイスには耳を傾けません。自分にためになる仕事しか積極的に行わず、プライベートの時間を削ってまで仕事をしないのです。

さて、あなたはどちら側の脳を持っていますか？

もし、貧乏脳側だった方は今からでも遅くありません。金持ち脳にシフトして行きましょう。

考え方を金持ち脳に変えるだけで、金持ちへの道がぐぐっと近づいていきます。5年後、10年後にはお金持ちになっているかもしれませんよ。